標準排名研究院と螞蜂窩旅行網が共同で発表した「2015年自由旅行系ランキング」によると、「最もムードに憧れる」のは上海人で、カップル向けホテルの数が最も多かった。だが、カップル向けホテルの予約件数が最も多いのは広州で、上海の1.5倍、北京の2倍に上った。新華網が報じた。
ピーク回避旅行や事前旅程計画旅行に対する中国人観光客の意識はますます高くなっている。2015年上半期、国内旅行では平均12日前、海外旅行では平均42日前に、宿泊先の予約を済ませていた。この数字は、2014年に比べ、国内旅行は2日、海外旅行は5日、それぞれ早くなっている。
北京は、オンラインホテル予約が最も進んだ都市で、北京市民4人のうち1人は、常日頃からオンラインでホテル予約を行っている。
だが、北京市民は決して「ロマンチック」な人だとは言えない。この点については、カップル向けのロマンチックムード溢れるホテルの予約データから垣間見ることができる。
2015年、カップル向けホテルやエコノミー型カップル向けホテルの人気が上昇した。カップル向けホテルを予約したユーザーのうち、18歳から25歳までの年齢層である80後と90後が76%以上を占め、消費の主力軍となった。
統計データによると、上海市民は最も「ロマンチックムード」を好み、カップル向けホテルの数量が全国トップだった。だが、カップル向けホテルのうち予約件数がもっとも多かったのは広州で、上海の1.5倍、北京の2倍に上った。