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欧米で人気上昇中の中国「風水学」

人民網日本語版 2016年01月07日09:02

風水の文化が西洋諸国に伝わり、特に欧米の先進国の建物や生活、文化と急速に融合しており、海外で暮らしている華人ともつながりを持つようになってきている。中国新聞網がフランスの中国語ニュースサイト・欧洲時報網の報道を引用して報じた。

米国マイアミのリッツ・カールトンというマンションでは、風水師を雇い、風水鑑定をしてもらい、良い気を呼び込むために気を配り、陰陽五行の理論にかなうよう、ランドスケープの植物を選んでもらったり、建物の向きを決めてもらったりした。

多くの西洋諸国では、風水学が新興学科へと変化しつつある。1980年代から、ドイツのミュンヘンやベルリン、ケルンなどの都市では、風水学を専門に研究、推進する機関が次々に登場し、羅針盤を持ち、金髪で青い眼をした風水師が現れ始めた。

現在、米国には大学17校が、易経・風水学などの専門学部を開設している。そして、少なくとも風水の専門学校が12校あり、1年にわたるカリキュラムが組まれている。米国の建築デザインや室内デザインの学校も風水の学校に資金を提供している。週末になると、内陸部の街でも、沿海の都市でも、数えきれないほど多くの人が「風水」の教室にやってくる。

その他、風水学の関連商品も大人気となっている。ドイツの首都ベルリンには、風水関連の屏風やセンス、装飾品など5000種類以上にも上る商品を専門に販売している風水スーパーがある。また、ドイツの大型建材チェーンも、増加し続ける需要に応じて、風水のカウンターを設置している。

「人民網日本語版」2016年1月7日

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