このほどメディアが、個人による外国為替への両替には事前の予約が必要であり、予約をしていない場合は一日あたりの両替額が500ドル(約1万8730円)に制限されると伝えた。国家外貨管理局は13日に公告を出し、「この報道の内容は現行の外国為替管理規定と合致しない。一部の銀行は外貨の現金を手元に置いておきたいとの考えから、顧客に対し一定額以上の外貨現金への両替を希望する場合は事前予約を求めているが、これは外国為替管理政策が要求したことではない」と述べた。
2007年以降、同局は個人の外貨両替や外貨送金について年間総額を踏まえたより便益性の高い管理措置を実施してきた。個人の両替と送金は年間5万ドル(約587万6千円)までであれば身分証明書を提示して銀行で直接行うことができる。5万ドルを超える場合は、取引額が記載された資料を証明書として提示し銀行で手続きすることになる。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年1月14日