2016年1月15日  
 

中日対訳健康知恵袋 企画集 北京のお気に入り

Apple新浪騰訊人民LINE微信RSS
人民網日本語版>>社会・生活

「丙申年・猿の記念切手」に人気殺到 発売後10日足らずで価格は21倍に (2)

人民網日本語版 2016年01月15日13:19

魏氏によると、中国では、1980年の庚申年、1992年の壬申年、2004年の甲申年にそれぞれ申年干支切手を発行しており、今年発行される「猿の記念切手」は、第4シリーズの第一弾となる。切手のデザインは、過去のものと若干異なっており、2枚の切手には4匹の猿があしらわれており、猿の数は最も多い。1枚目の切手の図案名は「霊猿献瑞(霊験あらたかな猿が瑞兆を献ずるの意)」、賢い猿が桃を持つ姿は、幸福・長寿・吉祥を意味している。2枚目の図案名は「福寿双至(福と寿の両方が訪れるの意)」で、1匹の雌ザルが2匹の子ザルを抱いている。2匹の子ザルは、「2人目出産全面解禁策」の実施を意味している。

このほか、「丙申年・猿の記念切手」は、92歳という高齢の黄永玉大師が、36年ぶりに再度筆を執りデザインしたものだ。36年前の1980年、郵便切手市場に名を轟かせた初の「猿の記念切手」は、この黄永玉大師がデザインした。額面価格は8分(約1.4円)、大判の発行枚数は80枚、コレクター市場では約150万元(約2700万円)の価格がついている。

上述の原因のほか、ある匿名希望の切手取扱商は、「デザイン・発行年・特徴などは、猿の記念切手の価格が大幅に吊り上った原因のひとつにすぎない。発行部門が切手の発行総数を制限し、市場に出回る数をかなり抑えたことが、価格高騰につながった可能性が高い」との見方を示した。(編集KM)

「人民網日本語版」2016年1月15日


【1】【2】

関連記事

コメント

最新コメント