月探査設備の創意あふれるデザインの募集活動が、14日午後より北京で開始された。同活動は全国の中高生、大学生、科学技術の愛好者から、革新的で科学知識普及の効果が高く、着陸機・月面ローバー・中継衛星による探査活動・科学実験・技術試験に用いることのできる設備を募集する。優秀案は月探査機「嫦娥4号」に搭載され、月に上陸する機会を手にする。人民網が伝えた。
中国月探査事業副総指揮、国家国防科技工業局月探査・宇宙事業センター長の劉継忠氏は、「同活動の専門家委員会は、案の革新性、科学知識普及の効果、実現性などを評価する。最終的に選出された優秀案を、資格を持つ研究開発部門に送る。プロジェクトの各種条件を満たせば、嫦娥4号に搭載され月に上陸する機会を手にする。その他の優秀案もデータベースに収められ、今後の月探査任務の参考と予備用になる」と説明した。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年1月15日