「仕事のストレス」と「収入が少ない」が主な原因
「人生がたいへんだ」と感じる理由は何なのだろう?調査で、最も多かった回答は「仕事のストレス」(59.8%)と「収入が少ない」(55.1%)だった。
その他、「キャリアの方向性が定まらない」、「困惑しイライラする」、「出世の可能性が低い」、「生活環境が悪い」、「感情が不安定」、「高齢の家族の体調が悪い」、「学習能力が低い」などの理由も挙げられた。
何准教授は、「人生はたいへんだと一般的に感じられているのは、社会環境とも密接な関係がある。食の安全、不動産の高騰、交通渋滞、環境汚染、医療などの現実的な問題が『たいへん』という思いを大きくさせる。また、社会全体において、道徳や信仰心の欠如や価値観の違いなども、若者が困惑する原因となっている」と分析している。
「人民網日本語版」2016年2月4日