李克強総理は3日、国務院常務会議を招集し、双創(イノベーションと起業)基地の建設、衆創空間の発展、新たな運動エネルギーの育成加速について方針をまとめた。人民日報が伝えた。
会議は新たな農村送電網改造・高度化事業を実施し、欠陥を補い、構造を調整することで安定成長を促し、民生に恩恵をもたらすことを決めた。特別貧困人員への支援をさらに強化し、基本的生活をしっかりを保障することを決めた。「全国社会保障基金条例(草案)」を採択した。
会議は「新型起業・イノベーションプラットフォームの構築は、イノベーション駆動型発展戦略をより良く実施し、大衆による起業・イノベーションを推進するために低コストで全方位的な専門的サービスを提供するものであり、社会全体の起業・イノベーションの新たな活力を一層解き放ち、実体経済の発展の新たな運動エネルギーを強化し、雇用を創出し、余剰生産能力を解消するための環境を整える。このため、第1に国家自主イノベーションモデル地区、ハイテク産業開発区などによって国家レベルのイノベーションの新たなプラットフォームのテストケースの場を建設し、各地による特色ある双創基地の発展を後押しする。第2に政策的支援を拡大し、使われていない工場、倉庫を双創基地および双創空間に改造するよう促し、事務室、水道・電力、ネットなどの施設に補助を与える。第3に研究開発機器・設備の減価償却、研究開発費用の控除など税制上の優遇措置を実行し、イノベーションの成果の収益分配制度を改革・改善し、科学技術人員による双創基地および双創基地空間でのイノベーション・起業を支援する」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年2月5日