〇「ブーム低下」の兆しを見せる訪日・訪韓旅行
ビッグデータによると、春節連休中に最も人気が高かった海外旅行先は、日本、タイ、中国台湾、韓国、オーストラリア、ベトナム、シンガポール、インドネシア、中国香港、フィリピンだった。
日本、タイ、韓国が依然、海外旅行目的地のトップ3を独占した。ただし、日本と韓国は、昨年の最盛期に比べると、ややブーム低下の感がある。為替レートの変動がその原因に挙げられる。わざわざ日本や韓国を訪れて買物をしても、あまり割安感が感じられなくなってきたのだ。中国人観光客の間では、フィリピン旅行やインドネシア旅行の人気が急上昇している。
今年の春節連休中、エストニア、ザンビア、キューバ、スロバキア、ハンガリー、タンザニアなど国家も、中国人観光客の間で人気が高まっている。これらの国々を訪れる中国人観光客の数は、前年の春節連休に比べて著しく増加した。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年2月17日