〇旧居の利用が議論の的に
以前、西湖断橋の真向かいにある蒋経国旧居の建物にスターバックスとマクドナルドが入ったことが世間の注目を集め、ネット上でも話題となった。茅以昇旧居が芸術喫茶となることについて、一部のネット民は、「旧居内に著名人の遺品が残っていない場合は、芸術生活館に改造する方が、そのまま放置しておくより良いだろう。そうすれば、建物のオーナーは、全体のメンテナンスのための活力や財力が得ることができる」という、関連当局とほぼ同じ意見を主張した。
杭州古都文化研究会の副会長を務める浙江大学区域・都市計画学部の周復多教授は、「西湖観光地区およびその周辺には、著名人の旧居が数十軒ある。個人の所有であれ公の所有であれ、地方政府が旧居保護に資金面での支持を増やすよう希望する。さらに、統一管理を担当する文化財保護機関が設立されることが最も理想的だ」と指摘した。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年2月18日