(3)労働力市場が全体的に活発で、過剰労働力が順調に流動的な就業を実現できている。2011年以降、求人倍率は常に1.0以上を維持しており、需要が供給を上回っている。労働力市場の流動的な就業能力は比較的高い。経済構造の調整が早まり、新たな産業・業態、サービス業などが発展するにつれ、大量の求人が発生する。過剰な生産能力の消化、立ち遅れた生産能力の淘汰がもたらした過剰な労働力が、地域や業界を超えた流動的な就業を実現できており、次の職がなかなか見つからないといった問題は発生していない。
(4)党中央と国務院がこの問題を高く重視し、様々な措置を講じて過剰な生産能力を消化し、従業員の再就職業務を着実に実施している。国務院は鉄鋼と石炭業界の過剰な生産能力消化による貧困脱出に関する意見を発表し、補助金・奨励金による支援を強め、工業企業の構造調整の特別奨励資金を設立し、地方が過剰な生産能力を消化した際の従業員の再就職に対して、統一的に補助金・奨励金を支給した。同時に、企業の潜在力発掘、早期退職などの形式を通じて従業員の再就職に力を入れ、職を失う労働者の減少に努めた。(編集SN)
「人民網日本語版」2016年2月19日