「服装は今の仕事に合わせるのではなく、転職したい仕事に合わせるべきだ」——。この提案は、「人は見た目」で簡単に片付けられる問題ではない。多くの研究結果によると、服装はその人の精神・身体的状態にまで影響を及ぼす。おしゃれな服で着飾り、「私は別人になった」と感じた時、体内では生物化学的な変化が生じている。北京日報が伝えた。
●仕事で創意を発揮できる人になりたければ、フォーマルな服装を心がけるべきだ。
昨年8月に「Social Psychological and Personality Science」に掲載された研究結果によると、研究者は認識試験前に、被験者にフォーマルもしくはカジュアルな服に着替えさせた。その結果、フォーマルな服装は抽象的な思考能力を強化した。これは想像力や、長期戦略・計画に必要な能力だ。実験により、この効果が自らの権力に対する感覚と、一定の関連性を持つことが証明された。