2014年2月、習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)は北京の調査研究を行い、北京市に人口規模を効果的に抑制し、地域の人口のバランスの取れた分布を強化するよう求めた。2015年にうち出した「京津冀(北京、天津、河北)協同発展計画綱要」では、2020年をめどに北京市の常住人口の総規模を2300万人以内に抑え、都市部6区の常住人口を2014年比15ポイント減少させ、2020年までに北京市の渋滞を著しく緩和し、大気の質と水の質をさらに向上させるとしている。これと同時に、北京市は通州行政副センターの建設を加速させ始めており、北京市に属する行政事業機関の一部あるいは全部を北京市行政副センターに段階的に移転する計画だ。
郭書記は論考の中で、以下の表現も出した。未来の北京は首都の国際交流機能をさらに強化するとともに、世界一流の調和の取れた住みやすい都市になるように努力する。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年3月6日