法による情報公開は腐敗予防に役立つ。これは社会的責任であり、慈善団体の管理能力の向上にもつながる。
・第31条:架空の事実などを使い、寄付を騙し取ったり、誘導してはならない。
・第11章 法律責任:慈善の名を借りた財産詐欺などの行為が犯罪になった場合、法により刑事責任を追及する。
法律は、公益・慈善の皮をまとった詐欺を決して許さない。
慈善法の各項目は、各級政府の管理行為だけでなく、社会団体の運営管理や国民一人一人の慈善方式をも規範化している。中国の実情に基づくと同時に、国際的な経験を参考にし、国家慈善事業の発展に必要な現代的規範が全面的に確立された。
北京師範大学中国公益研究院院長は「中国初の慈善法が可決されれば、社会全体の慈善行為が規範化される。同法の目的は、慈善事業の幅広い発展を促進することであり、人々の慈善行為を制限するのではなく、奨励するのが目的だ」と語る。(編集SN)
「人民網日本語版」2016年3月11日