〇ヘルス、レジャー、グレードを高付加価値家電製品の開発におけるコア理念とする。
〇商品と商品グループから市場までマーケティングを展開していく。
現在の展開状況としては、高付加価値製品として、パナソニックは除菌消臭機能のついたエアコンや冷蔵庫、洗濯機を開発しており、技術と生産においてはスマート家電技術と日本製の高い品質を組み合わせる計画。また、2012年にはすでに日本でスマート家電製品を展開しているが、現在は中国市場向けのスマート家電開発に向けた準備をしており、中国製も日本の製品と同じ品質の商品を目指す計画だ。
マーケティングに関しては、パナソニックは大型家電製品グループを一体化させた形で店舗で展示する。また美容コスメ家電のためのO2O体験施設であるCLUXTAを開き、今後はグルメ家電の体験施設も展開していく計画だ。2016AWEにおいてもパナソニックは住まい、バス・トイレ、キッチン、グルメ、美容コスメ等のシーンを設けて、家電によるオールラウンドなソリューションを展示している。
スマート化グレードアップは2016AWEにおいても注目を集めている。張総経理は記者に対し「パナソニックは日本ですでにスマート家電の販売を行っているが、中国とは基準が異なり、また中国市場にはローカル化しなければならないニーズが多く存在するため、日本の家電をそのまま持ち込むわけにはいかない。スマート家電は中国市場の特徴に合わせて新規開発することになるだろう」と語った。(編集TG)
「人民網日本語版」2016年3月11日