囲碁プログラム「AlphaGo」、4戦目でついに人間に敗北

グーグルの人工知能「AlphaGo」と韓国のプロ棋士である李世石氏の4戦目（全5戦）の対局が、13日に韓国・ソウルのフォーシーズンズホテルで行われた。李氏は中盤の素晴らしい一手により、最終的に勝利を収めた。これで李氏の戦績は1勝3敗となった。科技日報が伝えた。

AlphaGoの開発チームは記者会見で、李氏の素晴らしい一手によりプログラムがプレッシャーを受け、弱点を露呈したと述べた。AlphaGoは、79手目の直前までは勝率70％以上と計算していたが、事態に急転直下が生じ、87手目で勝率はかなり低くなった。これはプログラムが79手目の問題を、87手目になりようやく認識したことを意味する。

李氏が一矢報いた後、人間と人工知能の戦いは最終戦を迎える。5戦目は3月15日にソウルで行われる。（編集YF）

「人民網日本語版」2016年3月14日