教育部留学サービスセンターで手続きを行った留学生についてみると、留学修了後帰国して就業した人のうち、博士課程学生の留学先は米国が最多で28.95%を占めた。修士課程学生のトップは英国で42.52%、学部・専科学生の留学先は韓国が最多で21.27%を占めた。
○「海外帰国組」修士号取得者の月給、「5千元未満」が約半数
留学帰国意向調査の回答者のうち、国内での希望就業先をエリア別にみると、「東部沿岸都市でキャリアを発展させたい」人が最多で75%、中部地区(15%)がこれに続いた。報酬面については、博士号取得者の留学帰国組の月給は「5千元から1万元(約8万5千円から17万円)に集中しており、博士課程取得者の約5割は「5千元未満」だった。学部・専科課程を終えて帰国した人の月給は、ほとんどが「5千元未満」で、「海外帰国」という勲章によってもたらされる「価値」が、大幅に落ち込んでいる現状が見て取れる。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年3月28日