外交部(外務省)の陸慷報道官は6日の定例記者会見で「中国側はミャンマー側と連携して共同発展、共同繁栄を実現することを望んでいる」と表明した。
【記者】王毅外交部長(外相)がミャンマーの新政権発足後迅速に同国を訪問したのはなぜか?今回の訪問ではどのような成果があったか。
【陸慷報道官】ミャンマーの新政権発足後、王部長はアウン・サン・スー・チー外相の招待を受けて直ちに同国を公式訪問した。これは双方が相手国との関係の一層の発展を重視していることを十分に示すものだ。実際には、この訪問はしばらくかけて下準備されたもので、中国・ミャンマー双方は重要な時期に緊密な意思疎通を保ち、両国関係の一層の発展への決意と信念を示した。
王外交部長とスー・チー外相は良い会談を行った。中国側はミャンマーの人々の政治的選択への尊重と平和・和解プロセスへの支持を表明し、ミャンマーの発展の将来性を確信していることを伝えた。中国側はミャンマーに対する友好政策を揺るぎなく遂行しており、ミャンマー側からも前向きな反応を得ている。双方は次の段階の協力強化についても踏み込んで意見交換し、広範な共通認識にいたり、相互信頼を強化し、協力を促進した。現在、ミャンマーは新たな歴史的出発点に立ち、中国・ミャンマー関係は新たな発展の重要な時機にある。中国側はミャンマー側と手を携えて共同発展、共同繁栄を実現することを望んでいる。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年4月7日