日本製品は消費者の間で人気があり、このことが海外ネット通販企業の日本市場における動きを活発にしている。中国最大の独立型海外ショッピングサイトの洋碼頭は13日、日本市場をより深く開拓するために10億円を投入することを明らかにした。「京華時報」が伝えた。
洋碼頭の張燁最高財務責任者(CFO)は、「このたび日本市場をより深く開拓することにした。洋碼頭は今後も引き続いて買い手の環境の充実をはかり、海外での倉庫・物流業務の発展に力を入れ、既存の東京の貨物ステーションの容量を3倍以上拡大するほか、大阪にも新たに貨物ステーションを建設し、日々増加する細分化された多様な貨物受注ニーズに対応する。これと同時に、洋碼頭は現地の郵便局と深いレベルで協力を進め、顧客の自宅に行って集荷するといったサービスを提供し、日本の買い手と中国の消費者により質の高いサービス体験を提供していく」と述べた。
日本の観光庁の統計によると、2015年に日本を訪れた中国人観光客は約500万人で、日本での消費額は792億元(約1兆3360億円)に上り、通年の外国人観光客の消費額のうち41%を占めるという貢献ぶりだった。調査会社・艾瑞市場諮詢有限公司(iResearch)が発表した「2016年中国越境ネット通販ユーザー研究報告」によると、消費者が海外からネット通販で購入した商品の国別番付で、日本製品は米国製品に次ぐ2位だった。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年4月14日