2016年4月19日  
 

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中国の女子大生がネットを通して「笑わせ屋」の仕事見付ける

人民網日本語版 2016年04月19日08:32

中国ではもうすぐ卒業シーズンを迎える。多くの卒業生にとって、「就職」は人生の最大事。近年、中国では大卒者が年々増加しているのに伴い、就職も毎年難しさを増している。このように「就職難」となっているものの、アイデアに富み、簡単に望み通りの仕事を見付けている若者もいる。新快報が報じた。

最近、検索エンジン「百度」のコミュニケーションプラットフォーム「百度貼吧」の「【求職】もうすぐ大学卒業。自分のユーモアを生かせる、月収1万元(約17万円)以上の仕事を見付けたい」というテーマの投稿が話題となっている。投稿主は、大学卒業間近の女子大生。他の人を楽しい思いにさせ、ストレス解消してもらう「笑わせ屋」になりたいという。「笑わせ屋」というのは女子大生自ら考えたポスト。投稿の中で、他の人と交流するのが上手であるなど、自分の長所を列挙しており、自分のアイデアに賛同してくれる企業の社長に出会いたいとしている。また、「就活は、群れをなして給料がいい仕事やキャリア成長の望める仕事を探すだけではだめ。自分の価値を最大限発揮できる仕事を探さなければならない」としている。

この投稿をめぐって、多くのネットユーザーが議論を展開。さらに、投稿主は数日後、「仕事が見つかった。『笑わせ屋』になれた」と書き込んだ。彼女を雇ったのは、IT系企業の90後(1990年代生まれ)の李さん。立ちあげたばかりの会社で、残業が多く、単調な業務のポストもあり従業員が重圧にさらされている。そして、従業員の入れ替わりが激しく、業績が低下しているという。そんな李さんは、この女子大生はアイデア豊富で、新型の起業型の会社には、新しい血液の注入やユニークな発想が必要と考え、女子大生に連絡。「笑わせ屋」の加入で、従業員が熱心に仕事をしてくれるようになれれば、大きな価値があると期待しているという。


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