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九州、活断層の横ずれで「振動モード」に

人民網日本語版 2016年04月20日08:55

九州の熊本県で14日、マグニチュード(M)6.5の地震が発生してから、大きな地震が繰り返し発生している。16日未明には再びM7.3の地震が起こった。気象庁は、16日に起こった地震を「本震」と位置づけ、14日からの地震は「前震」に過ぎないと発表した。今回の一連の地震は、「活断層横ずれ型浅発地震」であると分析された。新華社が報じた。

気象庁は、「14日以来の一連の地震は、内陸の真下にある活断層の横ずれが原因で起こり、震源の深さがわずか10キロメートルほどと浅いことから、地面では強烈な揺れが起こった」と説明した。

地震は、震源の深さから3種類に分類される。震源の深さが70キロメートルよりも浅い地震を浅発地震といい、発生頻度が最も高く、地震総数の70%を占め、地震被害の主な原因だ。震源の深さが70キロメートルから300キロメートルの地震は中発地震、300キロ以上を深発地震と呼ぶ。マグニチュードの規模が同じであっても、震源の深さの違いで、地面に対する破壊力も異なる。一般的な状況では、震源の深さが浅ければ浅いほど、破壊力は強くなる。

2011年の東日本大震災がプレート間地震だったとのは異なり、今回の熊本の地震は、1995年の阪神大震災と同様、直下型の地震に属する。日本の防災科学技術研究所の分析によると、今回熊本で起こったM7.3の地震の最大加速度は阪神大震災のほぼ2倍で、これにより地面にかなり大きな破壊がもたらされた。


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