商務部(商務省)は19日の定例記者会見で、2016年第1四半期(1-3月)と3月単月のビジネス運営状況について報告した。沈丹陽報道官の説明によると、1~3月には社会消費財小売総額が7兆8千億元(1元は約16.9円)に達し、前年同期比10.3%増加し、増加率は1~2月を0.1ポイント上回った。物価要因を考慮した実質増加率は9.7%だった。3月の社会消費財小売総額は2兆5100億元で、同10.5%増加した。同部のモニタリング対象となっている重点小売企業の売上高は同3.4%増加し、増加率は前年同期を1.2ポイント下回った。中国経済網が伝えた。
同期のビジネス運営には次の4つの特徴がみられた。
(1)オンラインの売上高が急速に増加した。
(2)サービス消費が引き続きトップに立った。
(3)移動・交通関係の消費の伸びが回復した。
(4)消費価格が安定的に上昇した。
(編集KS)
「人民網日本語版」2016年4月21日