2016年4月28日  
 

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「90後」女性の初恋、低年齢化が進む 「見た目」重視傾向は高まる一方

人民網日本語版 2016年04月28日15:20

時代が変わるにつれ、「70後(1970年代生まれ)」、「80後(1980年代生まれ)」、「90後(1990年代生まれ)」三世代間の恋愛・結婚観にどのような違いが生まれているのだろう?中国の有名婚活サイトがこのほど、「長江デルタ地域主要都市における恋愛・結婚観の変化動向に関する調査報告」を発表した。同報告は、上海および長江デルタ地域にある南京・蘇州・無錫・杭州・寧波・温州の計7主要都市に住む独身男女に対するサンプリング調査の結果を取りまとめたものだ。青年報が伝えた。

●さらに低くなる「初恋の年齢」、男性より女性が顕著

いわゆる「中高生の早すぎる恋愛」は、昔から、中国人家庭の親にとって厄介な問題だった。だが、実際のところ、この渦中にある若い世代から見て、これは「取り立てるほどの問題」ではなく、日常茶飯の状況となっている。今回の珍愛網の調査によると、18歳までの中高生時代に初恋を経験する人の割合は、男性が22.4%、女性が28.8%と、大学時代の男性35.6%、女性30.4%に続く数値だった。さらに、このデータを「70後」「80後」「90後」に細分化すると、若ければ若いほど低年齢化する現象が顕著に見て取れる。

男性の場合、中高生時代に初恋を経験する割合は、「70後」が15%、「80後」が22.1%、「90後」が30.6%で、「90後」の男性が大学時代に初恋を経験する割合が最も高く42.66%だった。女性については、中高生時代に初恋を経験する割合は、「70後」が20%、「80後」が22.4%、「90後」が43.75%。このデータを見る限り、「90後」の女性のうち、中高生時代に初恋を経験する人の割合は圧倒的に高く、同年齢の男子より10ポイント以上高い。専門家は、「中学・高校時代に種が撒かれ、大学時代に開花するというプロセスが最も理想的といえる。だが、そのような理想的な初恋を経験するための自信や知恵は、各自の心に育て、芽生えるのを待つ以外に方法はない」との見方を示した。

●独身であり続ける原因:「理想が高すぎる」

独身の割合、女性が男性を上回る

現代社会では、多くの男女が独身の道を選ぶ。以前行われた恋愛・結婚に関する調査によると、若者のうち、「結婚費用をまかなえないので、独身を貫く」と答えた人は80%に達した。また、今回の調査によると、上海市民の33.6%は、「自分が結婚相手に求める条件はかなり高いため、出会う相手にその条件を備えている人がいないことが、独身でいる主な原因」と答えた。次に多かった答えは、「自分が極めて独立心の強い性格なので、独身でも十分満足して生きていける(24%)」だった。


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