中国外交部(外務省)の華春瑩報道官は27日の定例記者会見で、王外交部長(外相)の招待を受けて日本の岸田文雄外相が4月29日から5月1日まで中国を公式訪問することを発表した。王外交部長は岸田外相と会談し、中日関係および関心を共有する国際・地域問題について意見交換する。
訪問の意義についての記者の質問に、華報道官は「中日両国は互いに隣国であり、中日関係の健全な発展の維持は両国および両国民の共通利益に合致し、地域の平和・安定・発展にとっても重要な積極的意義を持つ。現在、中日関係には改善傾向が生じると同時に、少なからぬ試練も存在する。日本側が中国側と同じ方向に向かい、中日間の4つの基本文書および4つの原則的共通認識の精神をしっかりと順守し、問題を適切に処理し、両国関係の持続的で健全な安定した発展のためにしっかりと努力することを希望する」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年4月28日