2016年5月10日  
 

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脚本家・古沢良太「日本でロマンチックすぎるドラマは古い」 (3)

人民網日本語版 2016年05月10日14:18

刑事ドラマや医療をテーマにしたドラマが日本で人気

日本ドラマというと今でも1990年代に中国でも大ヒットした「東京ラブストーリー」や「一つ屋根の下」を挙げる中国人は少なくない。その当時のヒット具合は、最近の韓国ドラマ「星から来たあなた」や「太陽の末裔」にも匹敵する。それから約20年を経て、日本で現在最も人気となっているのはどのようなタイプのドラマなのだろう? 古沢良太は、「どんなテーマが人気なのかは、僕もよく分からない。でも、刑事ドラマや医療をテーマにしたドラマは多くの日本人に好まれるのは確か」との見方を示す。

古沢良太自身も、弁護士や警察などをテーマにしたドラマの脚本を手掛けたことがあり、高視聴率をマークして来た。その典型的な例が「リーガル・ハイ」。しかし、意外だったのは、これらの職業に関する知識を、古沢良太はインターネットや本などから得ているだけである点で、実際に携わったことなどはないという。「あまりにも専門的すぎる内容の弁護士ドラマはおもしろみがない。脚本家として、ユーモアを盛り込みと社会のことをよく考えるようにしている。また、各職業をリアルに描くために、プロジェクトを始める時に、テレビ局はベテランの専門家チームを招き、脚本製作の全ての過程に参加してもらう。2-3話の脚本が仕上がるたびに、専門家チームに見てもらう」と、 作品において、各職業がリアルに描かれているのは日本のドラマ製作のスタイルにあることを説明する。


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