今年も母の日がやって来た。微信(Wechat)のソーシャル機能「モーメンツ(原語:朋友圏)」では、多くの若い母親が、子供から受け取った母の日の贈り物について投稿し、小さな我が子の心配りに感動する一方で、母の日の意義について子供たちに教えてくれた幼稚園の先生に感謝の気持ちを示した。羊城晩報が伝えた。
一方、5月4日の「青年節」を過ごしたばかりの「大きな子供たち」は、「母の日」を迎えるにあたり、総じて「言外に意味を含ませる」傾向がある。「お母さんのことが大好き」と直接口に出すことは、幼い頃以来ほとんどなく、多くの人は、気持ちを行動で表現するようになる。つまり、自分が働いて得たお金で母親にプレゼントを贈るのだ。
●子供らしい「カード」を受け取る若いお母さん
早くも数日前から、多くの若い母親が、今年の母の日に子供から受け取ったプレゼントについて「モーメンツ」に投稿している。その多くは、手作りのカード、家族全員を描いた絵や切り紙細工、折り紙の花など、簡単で素朴なプレゼントだが、かえってお母さんたちは、そのような素朴さに大変感動している。呉さんはこのほど、幼稚園に上がったばかりの娘から、初めて母の日のプレゼントを受け取った。それは、娘が心を込めて作ったピンク色の切り紙細工で、光沢のある紙には小さな緑の葉っぱのデザインが施されており、たどたどしい筆跡で「母の日おめでとう!」と書かれていた。
呉さんはいてもたってもいられず、「幼稚園の先生の心配りに感謝している。30人あまりのクラス全員に手作業を指導するのは、先生の苦労もさぞ大変だったことだろう。だが、何よりも大切なことは、母の恩について子供たちに教えて下さったことだ」と「モーメンツ」に投稿した。