2000年10月、当時わずか18歳の李雲迪(ユンディ・リ)はショパン国際コンクールで史上最年少での優勝を果たし、一躍国際舞台に躍り出た。その後、現代を代表するショパン演奏家に成長し、2010年にはポーランド政府より文化功労ゴールドメダル「グロリア・アルティス」を授与された。この世界的なピアニスト・李雲迪がこのほど、人民網の掲示板「強国論壇(フォーラム)」にゲストとして訪れ、ネットユーザーと交流、ピアノに関することや、その他の事などを語ってくれた。人民網が伝えた。
▽アンコールではいつも中国の伝統音楽を演奏
2カ月余りにわたる欧州・北米ツアーを終えたばかりという李雲迪は、「毎回、アンコールでは中国の伝統音楽を演奏している。海外で、中国から私の演奏を聞きに来てくれた人を見つけると、とても励みになるし、支えられていると感じる。そういう時は故郷が恋しくなるが、中国の作品を演奏し、自分の祖国の音楽を聞いてもらうことは、とても幸せで、誇らしいことでもある」と語る。