2016年5月13日  
 

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人民網日本語版>>経済

「ドラえもん」と「爆買い」から見る日本の文化ソフトパワー (3)

人民網日本語版 2016年05月13日09:04

日本が文化資源をソフトパワーに転化して国家のイメージアップに成功した例はまだたくさんある。日本の文化ソフトパワー資源が、伝統文化や現代芸術などの有形のものだけでなく、日本人の思考方式や行動モデルなどの国民性や特徴ある発展モデルなどの無形のものも含むものであることは明らかである。

▽日本の文化ソフトパワー資源建設が与えるヒント

日本の文化ソフトパワー資源建設の成果は著しく、国内的には国民の自信を強化し、対外的には日本の国際イメージを高めている。

文化ソフトパワー資源の建設強化にあたっては、有形の文化資源を重視するだけでなく、無形の文化資源も掘り起こすことが必要となる。現在、日本の文化ソフトパワー資源に関する学術界の研究の多くは、文化芸術作品や漫画・アニメなどの大衆文化娯楽作品などの有形の資源に着目したものであり、無形のソフトパワー資源建設に対する注目は十分でない。研究という角度から言えば、今後は、有形資源に対する研究を拡大しなければならないと同時に、無形の資源に対する研究も強化し、異なる受け手を対象としたソフトパワー資源活用の措置と成果の研究をとりわけ強化する必要がある。国家イメージを高めるソフトパワーへと中国の文化資源を転化するためには、我々は、受け手の文化的理想や交換のあり方、感情のあり方、考え方などの特徴を粘り強く隅々まで研究し、我々の文化ソフトパワー資源を売り込む、狙いの定まった取り組みを進める必要がある。同時に売り込みの過程においては、国民性に配慮し、ターゲットを絞った売り込みに注意を払わなければならない。(編集MA)

「人民網日本語版」2016年5月13日


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