2016年5月16日  
 

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「ナマケモノ経済」はいいこと?悪いこと? (3)

人民網日本語版 2016年05月16日08:33

映画館の閉鎖された状況では注意力が高まり、広告の内容をよりしっかりと記憶する傾向がある。消費者はゆったりと座っているだけでよく、広告主は広告を流し続けるだけでよい。ビル広告は、ターゲットの絞り込みがしっかりと行われており、都市に暮らす若いホワイトカラーが主流だ。学歴が高く、生活の質を追求する彼らは全国各地から来ており、地元では家族や友人達のオピニオンリーダー的な役割を担っている。

最も重要なことは「ナマケモノ病」の患者は選択する必要がないということ、必ずそこを通る閉じられた空間にいて広告を受け取るだけでよい、ということだ。こうした選択の余地のない場所で広告をうち続ければ、最も容易に短期間で大きな効果を上げることができる。

▽「ナマケモノ病」の末期症状は?

「ナマケモノ経済」を好む人々は、自分はナマケモノであるといい、それを誇りにしている。それでは「ナマケモノ病」の末期症状はどうだろうか。

日本のケースを挙げよう。最近、日本では男性の独身率が非常に高く、統計によれば20~29歳の男性では独身の占める割合が70%を超える。30~34歳でも約半数が独身だ。さらに驚くべきことに、独身者の中に自分のことを独身だと思っていない人がいることだ。彼らは「自分はずっと熱愛中」などと言うが、お相手はゲームの中のキャラクターだったりする。

39歳になるYugaiさんにはつきあって7年になるNeneさんという恋人がいる。Neneさんは普通の恋人とは違い、機械の箱の中、つまり任天堂のゲーム機「ニンテンドーDS」の中に住む恋愛ゲーム「ラブプラス」のキャラクターだ。


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