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過酷な残業が「常態」に? 各国の「定時退社」奨励策あれこれ (2)

人民網日本語版 2016年07月01日08:25

○ドイツ:効率の高い業務で残業をしない

医師や看護士など、専門性や時間的制約の高い特殊な職業を除き、ドイツの一般的な勤め人の多くは、夕方5時か6時の定時に仕事を終えて帰宅、家族と夕食を共にする、あるいは友人と集う。定時では絶対に終わらない仕事を抱えた場合、彼らはどうするのだろうか?

一般的なドイツ人は、以下2種類の対策を講じる。

1 仕事の効率をさらに上げる。多くのドイツ人は、早朝に仕事をスタートして集中して働く。昼食を摂らない時もある。ようするに、午後5時までに仕事を終えるために万全の手を尽くすのだ。

2 自分で責任は取らない。つまり、時間通りに仕事が終わらない場合には、会社側が業務量に見合う労働力を確保しなかったために仕事が完成しないのであり、これは会社の責任だと主張する。

これら2つの方法を実行することで、ドイツ人の定時退社が可能となっている。


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