北京の人気観光スポット・故宮博物院と中国電子商取引最大手・阿里巴巴(アリババ)は29日、戦略提携調印セレモニーと故宮博物院の公式旗艦店オープンセレモニーを同博物院で行った。中国網が報じた。
故宮博物院が今回、阿里巴巴のプラットホームに公式旗艦店を開店するのは、インターネットを利用して、影響力をさらに拡大させるのが狙い。同ショップでは、大きく分けて故宮の入場券と文化クリエイティブグッズ、書籍などの三つの分野の商品が販売される予定で、同ショップで入場券を購入した場合、二次元コードと第二世代身分証などで、スピーディな入場が可能となり、紙製の入場券は不要となる。
また同ショップは、ショッピングサイトの淘宝ですでに運営されているショップと協力し合い、中国文化をテーマにしたギフトやクリエイティブグッズ、デザイングッズなどの展示と販売を行う。今後は阿里巴巴のショッピングモール「天猫」でも、人気の「皇室グッズ」の購入が可能となる。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年7月1日
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