今回の「ボイラー都市」の分析と選出において指標とされたのは炎熱指数(気温と湿度が人々の快適度に及ぼす影響を示す総合指数)、高温日数、連続高温日数、夏季平均最高気温・最低気温など多岐にわたるデータだ。
どの時代のバージョンの「四大ボイラー」でも、重慶は常にランキングの「常連」だ。1981年から現在までの35年間、重慶市は、夏季高温日数でトップ10都市の首位を保ち、その平均日数は28.5日に達した。
地球温暖化を背景に、中国の夏の酷暑の程度は、全体的に強まる傾向となっており、「ボイラー」ランキングに入る都市も増える一方だ。気象データによると、中国では、1951年から2010年までに、全国平均気温が1.38℃上昇、10年ごとに0.23℃上がったことになる。地球温暖化が進むにつれ、極端な高温現象や高温日数の範囲が拡大し、その頻度も増加している。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年7月14日
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