2016年7月25日  
 

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「ライバル」の日本の長所に目を向ける器をもっているか? (一) (2)

人民網日本語版 2016年07月25日11:15

日本は中小国の「宿命」ながら大国の「心」を持つ?

答えは簡単ではないが、日本が歴史に向き合おうとしないために憎しみを覚え、それが原因で「ライバル」の長所が見えなくなるようなことがあっては決してならないと、自分に注意喚起しなければならない。実際の日本を見ることは、近年、国力の向上ばかりに目を留めてきた中国人が、冷静に、ハングリー精神を保ち、自分をふり返ることにつながる。

日本は中小国家であるにもかかわらず、かつては世界2位の経済体で、その経済や技術は今なお世界でトップクラスで、いまだアジアを牽引している点に目を向けると、中国人は日本人に対して敬意を示す度量の大きさがなければならない。日本が歴史を歪曲していることへの憎しみがあったり、外交に二面性があることを批判したりしていても、その種の敬意を持つこととは矛盾しない。

日本の国土は約37.8万平方キロメートルで、中国の約25分の1。そのうち農業や居住に適しているのは5分の1以下で、山が多い。それでも、日本は1億人以上の人口を抱えている。しかし不思議なことに、東京や大阪、京都などの街では香港のようにごちゃごちゃしていると感じることはない。ある日本の友人は、「日本の都市の地下は掘りつくされている。複数階ある地下もあり、地下鉄に乗って、地下のスーパーで買い物し、ビルの間を少し行き来すれば、全く問題なく普段の生活や仕事ができる」と話していた。中国国内をみてみると北京地下鉄では、乗り換えをする時、一度地上に出て、また地下に入らなければならない箇所もあり、その設計を批判する声も多い。一方、日本人は都市空間を合理的に利用している点において優れていることは間違いなく明らかだ。


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