日本の細やかさが極限にまで達している点に、多くの中国人はそれに温かい感情さえ抱く。中国のある有名な雑誌は最近、「日本風物記」と題する特集を掲載し、数十ページを使って、「中国では『大きい』ことが『美』とされ、大きな山、大きな川、スケールの大きさ、大々的なハッピーエンドなどを好む。一方、日本では『小さい』ことが『美』とされ、小さな山、小さな花、小顔、小鳥、小さな幸せが好まれる」ことを説明した。
「このような『小さな』美は、中国人の心を打ち、日本に完全に魅了されてしまうこともある」。小説家・東野圭吾の大ファンである友人は、「日本の作家の描く世界には血や骨の髄に至るまで細かさが行き届いており、確かに『小さな幸せ』を感じさせてくれる」と話していた。日本の都市や村のどこに行っても、日本人は隅々までうまくスペースを利用していると、私や同行の先輩、友人らは何度も驚嘆していた。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年7月25日
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