張博博士 |
張博博士が操縦する軽量型航空機が24日午後3時30分、北京首都国際空港に到着した。張博士は49日間で4万818キロメートルを飛び、途中世界23カ国44カ所の離発着スポットを経由した。これにより中国で初となる「世界一周旅行」を実現させ、中国で初めて世界一周旅行を成し遂げた人物となった。中国新聞網が報じた。
今回、張博士は、TBM700単発ターボプロップ・エンジン搭載プロペラ機を単独で操縦し、世界一周旅行を達成した。8月7日午後1時に北京首都国際空港を出発し、西から東方向を目指した。出発前に、機長を務める張博士は第1回シルクロード敦煌国際文化博覧会のPR大使として招聘されたことから、今回の世界一周飛行は、中国が推し進める「一帯一路」(the belt and road)政策を全世界に大々的にPRする機会ともなった。
今回の世界一周旅行では、ロシア、米国、カナダ、英国、カザフスタンなど23カ国を経由した。張機長一行は、敦煌にまつわる物語の印が入ったシルク製品をプレゼントし、各界の関係者と交流を行った。また、各地で記念に土を持ち帰るイベントも開催した。欧州―アジア間では、飛行チームは特別に計らい、古代シルクロードに沿った路線の飛行を計画し、実行した。彼らの飛行は沿線諸国のメディアに取り上げられ、現地に住む華人華僑から大歓迎を受けた。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年9月26日
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