2016年11月23日  
 

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中国と日本の大学の「交流の懸け橋」になっている中国人留学生 日本 (2)

人民網日本語版 2016年11月23日16:17

新入生歓迎会で重慶のPR

12年末、呉さんは学友会に加入し、自分と似た経験をしている留学生のサポートをしてきた。現在、呉さんは同会の会長を務め、留学生が広島市の社会公益活動に参加するよう企画している。「日本人は中国のことをあまりよく知らない。留学生は、そのような日本人が中国について知る窓口になる」と呉さん。

呉さんは、出身地である重慶のPRにも力を入れており、毎年の新入生歓迎会では、資料を準備して、日本人教師や学生たちに重慶を紹介している。

重慶の大学と日本の大学の交流の懸け橋に

日本で10傑に入る国立大学の広島大学のキャンパスは日本で3番目に広いものの、繁華街から遠く、辺鄙な場所にあり、他の日本の大学と比べると、中国での知名度は低い。昨年、教師の同意を得て、呉さんは重慶へ帰り、重慶の大学生が広島大学と交流できるようになればと、重慶大学や西南大学などを訪問した。そして、今年4月、重慶大学が広島大学を答礼訪問した。

「卒業後は日本に残るのかとよく聞かれる。その時は決まって重慶に帰って、教師になりたいと答えている。重慶には深い思い入れがある」と話す呉さんは現在、博士論文を書いている。重慶に帰って、大学の教師になるというが彼の明確な目標だ。

呉さんは取材に対して、「帰国後、学校の管理や留学のプラットホームなど、日本で学んだことを重慶で伝え、重慶の一人でも多くの学生が海外に留学して、最新の知識を学んで視野を広げることができるよう助けたい」と語った。(編集KN)

「人民網日本語版」2016年11月23日


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