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ネット著作権産業の市場規模が6千億元突破 17年

人民網日本語版 2018年04月26日15:27

国家版権局ネットワーク著作権産業研究基地がこのほど北京で発表した「中国ネットワーク著作権産業報告(2018年)」によると、2017年の中国のネット著作権産業の市場規模は6365億元(1元は約17.3円)に達し、前年比27.2%増加した。このうちショート動画の市場規模は20年に350億元に達することが予想される。「光明日報」が伝えた。

この報告は世界知的所有権機関(WIPO)による著作権産業の定義に基づき、ネットワークの中核的著作権産業とは、著作権の保護をよりどころにし、ネットワークの技術と応用に依拠して、コンテンツ商品の創造、生産・製造、パフォーマンス、伝送・展示、発行・販売を完全に手がける産業であると定義する。

同報告によると、従来の文化産業はインターネットを積極的に取り込み、デジタル化・モデル転換を加速しつつある。ユーザーにはオンラインでの閲覧の習慣がすでに根付き、エレクトロニック・スポーツ(eスポーツ)では質の高いさまざまなコンテストが開催され、モバイルカラオケモデルがオフラインに広がり、従来型カラオケの活力がかき立てられている。現在、中国のネット著作権産業は引き続き急速成長の勢いを保ち、ネット著作権産業のユーザーが支払った利用料は3184億元に達し、全体の50%を超えた。

同報告は、ネットワーク中継へのおひねり機能といえるチップモデルが昨年、突如としてわき起こる勢いよく発展したと指摘。17年の中国ネット中継のユーザー規模は4億2200万人で、16年に比べて7778万人増加し、ネットユーザー浸透率は54.3%に達した。産業の市場規模も400億元に迫り、ゲームに次いでユーザーが利用料を支払う産業になっているという。

ショート動画産業も17年に急速な伸びを示し、ユーザー規模は4億1千万人を突破して同115%増加し、20年には市場規模が350億元を超える見込みだ。注目されるのは、中継・ショート動画産業はいずれも14年以後に誕生して急速に普及したということで、ここからモバイルネットワークとデジタルコンテンツ産業の融合後の極めて大きな爆発的パワーがうかがえる。(編集KS)

「人民網日本語版」2018年4月26日

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