このほど開催された第1回「冒険旅行世界トップフォーラム」において、2017年の中国における冒険旅行市場の市場規模は、2016年比30%増の2千億元(約3兆4千億円)に達したことが明らかになった。冒険旅行は今や文化の伝播やスポーツ、生態環境といった分野を越えて融合し、全く新しい業態として、最も活力にあふれ成長が期待される観光経済エネルギーのひとつとなった。北京日報が報じた。
新たなアウトドア観光活動のひとつである冒険旅行は、そのユニークな体験ともの珍しさ、エキサイティングな点で、ますます人気が高まっている。中国では、年間少なくとも1億3千万人以上が、徒歩旅行やアウトドアレジャーなどちょっとした冒険旅行・スポーツを行っており、6千万人以上が、登山、ロッククライミング、グライディング、セーリングなどの本格的な冒険旅行・スポーツを楽しんでいる。
世界冒険旅行業協会(Adventure Travel Trade Association, ATTA)の統計データによると、世界冒険旅行業の取扱総額は2016年に4440億ドル(1ドルは約110.2円)に達し、2023年には1兆3400億ドルに達する見通し。世界冒険旅行ビジネスにおいて、中国人観光客が担う役割はますます重要なものとなっている。(編集KM)
「人民網日本語版」2018年6月15日
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