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大洋第49回科学観測第4航行段階が終了

人民網日本語版 2018年06月21日14:52

南西インド洋で任務を遂行した科学調査船「向陽紅10」は現地時間19日、モーリシャスのポートルイスに停泊した。これは中国大洋第49回科学観測第4航行段階の終了を意味する。第4航行段階首席科学者の倪建宇氏は、「本航行段階では16本・計294キロの総合異常曳航探査・測定線の調査を行い、契約エリアのフェーズ1の異常探査・測定活動をほぼ完了し、海底の多くの箇所に異常を見つけた。これにより我々は調査海域の海底の特徴に対する認識を深めた」と話した。科技日報が伝えた。

倪氏が話した「契約エリア」とは、2011年に中国と国際海底機構が締結した南西インド洋多金属硫化物資源探査契約エリアのことだ。契約に基づき、中国は南西インド洋国際海底エリアで、1万平方キロメートルの探査鉱区を手にした。中国は2019年に、契約エリアの50%を放棄しなければならない。第49回科学観測の調査結果は、海域の放棄に重要なデータサポートを提供する。

第4航行段階の観測隊員は契約エリアで、ロボットアームとグラビティダビットによるサンプル収集、TEM法電磁探査による側線、長周期海底地震計の回収・投入などを行い、硫化物の資源探査と評価の進展を実現した。(編集YF)

「人民網日本語版」2018年6月21日

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