中国航天科技集団が発表した情報によると、太原衛星発射センターは7月31日午前11時、「長征4号乙」ロケットを使い衛星「高分11号」を打ち上げ、予定の軌道に送り込んだ。同集団は7月に4回の打ち上げ任務に成功した。科技日報が伝えた。
同衛星は同集団第五研究院が開発を担当した、高分解能地球観測システム国家科学技術重大特別プロジェクトの光学リモートセンシング衛星で、地上分解能は最高で1メートル級に達する。同衛星は主に国土調査、都市計画、土地の所有権・所属の確認、道路網の設計、農作物の生産量の予想、防災・減災などの分野で用いられる。「一帯一路」(the Belt and Road)などの国家重大計画の実施を情報でサポートする。
今回の打ち上げ任務を遂行した「長征4号乙」ロケットは、常温液体推進剤3段ロケットで、同集団第八研究院が開発を担当した。同ロケットは主に太陽同期軌道衛星の打ち上げに用いられ、高い信頼性と快適性という特長を持つ。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年8月1日
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