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オリンパス中国の楠田秀樹董事長を独占インタビュー (3)

人民網日本語版 2018年10月17日11:19

100年の歴史ある老舗ブランドを作り上げた秘訣は?

1919年に設立されたオリンパスは来年創業100周年を迎える。

ある統計によると、日本の老舗企業数は世界で一番多い。専心、プロフェッショナル、不動、向上に向上を重ねるという、匠の精神が、代々受け継がれているのだ。周知の事実であるように、製造業は日本の得意分野で、「ものづくり」という日本語には、「商品を作る」という文字通りの意味のほか、日本の製造業が継承する伝統、匠の精神などさまざまな意味が込められている。

楠田董事長は、「弊社はもともと、技術力をベースとしたメーカーです。したがって、より良いものを作って、市場に提供していくことがメインである。しかし、創業100年を迎え、次の100年を歩むためには、単に良いものを作って提供するというのではなくて、現場の皆さんやユーザーの皆さん、お客さんの皆さんの声を如何に反映していくのかが重要だったと思っている。コツコツと改革、イノベーションを行い続けなければならない。これからの百年も是非、中国の一員として、中国と一緒に発展できるように頑張っていきたい」と語った。

オリンパス(北京)銷售服務有限公司の楠田董事長は2016年に董事長のポストに就いて以降、わずか2年の間に、オリンパスの中国の39事業支部全てを訪問し、中国各地のさまざまな食文化、風土人情を体験したほか、中国の経済、生活の急速な発展を肌で感じてきた。そんな楠田董事長は「世界の中で一番早い発展速度を誇るエキサイティングな国で暮らし、仕事できることはとても楽しい」と話す。  


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