2014年2月14日  
 

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「ベルリン国際映画祭」で「白日焰火」のワールドプレミア開催

 2014年02月14日15:26
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左から廖凡、桂綸鎂、王学兵

 ドイツ・ベルリンで6日から16日まで開催されている「ベルリン国際映画祭」。現地時間12日夜には、コンペティション部門に出品された中国の恋愛サスペンス映画「白日焰火(Black Coal Thin Ice)」(刁亦男監督)のプロモーションパーティや試写会、記者会見、ワールドプレミアが実施され、大々的な宣伝が行われた。揚子晩報が報じた。

 同作品では、バラバラ殺人事件をめぐるサスペンスが展開。まず、女優の桂綸鎂(グイ・ルンメイ)演じる呉志貞の夫(王学兵)がバラバラ殺人事件の被害者になる。それから5年後に、またもや同じ手口の連続バラバラ殺人が発生する。そんな中、廖凡(リャオ・ファン)演じる警察の張自力は、被害者が全て呉志貞と恋愛関係にあったことを突き止め、彼女に近づく。しかし、その彼女を張自力は愛するようになり、事件の真相を知ることになる。さまざまなミステリーを「愛」で推理する同作品に、同作品を選出した選考委員会は、「最高傑作」、「中国でこのような作品が登場し、興奮している」など、高い評価を下している。

 ワールドプレミアに参加したある人は、鑑賞後「暗いが重苦しくなく、冷たいが冷酷ではない」と評価。メディア関係者も、あたたかいムードのラストシーンが気に入ったようだ。刁監督は、「同作品と過去の作品の最も大きな違いは、商業的要素が多い点。恋愛サスペンスというテーマも中国の一般観衆の好みに合わせている。奇異な事件が展開されるが、普通の人にも本当の希望や本当のあたたかさなどを感じてもらえるように努力した」と紹介している。(編集KN)

 「人民網日本語版」2014年2月14日

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