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中国の戦略方針の明晰性と揺るぎなさ (2)

 中国の台頭は一部の国の「至極当然」の覇権を揺るがしただけでなく、より重要なことに、その慣れ親しんだ優越感の持っていく先を失わせた。中国の発展を抑え込むというこうした国々の戦略的企てが変わることはない。時代の潮流に反し、いかなる前途もないこうした戦略的企てに対して、われわれはいかなる幻想も抱かず、強い警戒を保つ。

 中国は特有の辛抱強さと粘り強さによって新しいタイプの大国間関係を構築する。同時にわれわれは、世界の政治・経済構造は結局は大国間のパワーバランスによって決定されるのであり、最終的には実力によって話をつけなければならないことも冷静に認識している。発展途上の大国として、われわれにとって最も重要なのはやはり自らの事をしっかりと行うことに力を集中し、奮闘・進取の中で総合国力を全面的に高めることだ。こうしてのみ、われわれは国家の主権と安全を守り、発展と利益をしっかりと守り、主導権と優勢と未来を勝ち取ることができる。

 戦略は沈着冷静を重んじる。圧力を前に焦らず、情勢の推移を正確に把握し、悪いところから準備する。試練を前に怯え慌てることなく、行動を起こすべき時には行動を起こし、最良の結果を目指す。

 どんなに海が荒れても、落ち着いて釣針を垂らす。早くも1980年代初頭に中国の指導者、トウ小平氏は中国には「体つきが大きい」という利点、そしてまやかしを信じないという利点があると述べた。中国人は一貫して自らの見解に基づき事を行ってきた。現在われわれは歴史上のいかなる時期にも増して中華民族の偉大な復興という目標に近づいている。歴史上のいかなる時期にも増してこの目標を達成する自信と能力を備えている。今日の中国は十分に揺るぎなさを備えている。

 2013年が近づいてきている。われわれは十分な実力と自信を備え、平和的発展の道を安定して、しっかりと歩む。(編集NA)

 「人民網日本語版」2012年12月21日

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