眉目秀麗の男性は、ビジネス界での発展に有利だが、美しい女性がトップを目指すためには、大変な苦労や努力が必要であることが、最新の研究から明らかになった。台湾・中央社が報じた。
英紙デイリー・メールは、「最新の研究によると、企業家がイケメンならば、出資を決断する投資家が多い。一方、美人の企業家は、そうでもない女性企業家に比べ、出資を得る成功率が低い」と伝えた。
それでは、「容姿」による吸引力というのは、果たして本人にとって幸いなのか災いなのか?同研究によると、ツイッター(twitter)の共同創業者であるジャック・ドーシ氏など超イケメンの男性がビジネスで上りつめるのは、それほど難しいことではない。だが、有名な下着ブランド英ウルティモの創業者、ミッシェル・モーンさんは、大変な美人であることが災いし、成功への道のりは多難極まった。
また、「投資家が男性企業家によるブリーフィングを好むことも、女性が企業で多くの障壁に直面する原因となっている」と報告では指摘されている。このほか、英FTSE 100(英国FTとロンドン証券取引所の合弁会社・FTSEが公表する株価指数)を構成する上場企業のうち、CEOを女性が務めているのはわずか4社、米国で躍進しているベンチャー投資企業のうち、90%は創業者が男性という事実もある。
ハーバード・ビジネス・スクールのアリソン・ウッド・ブルックス教授は、「我々は、ビジネス界には根強い男女差があることを発見した」と語る。
同研究報告は、米国科学アカデミー紀要(PNAS)に掲載された。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年3月13日