2014年2月20日  
 

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国境を越えた人民元建て決済テスト事業開始 上海 (2)

 2014年02月20日08:41
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 ▽時間を節約 人民元が貿易を加速

 台湾地区の情報技術(IT)サービス企業・関貿網絡の連鯤菁総経理(社長)によると、貿易プロセスの90%がオンラインでできるようになり、貿易にかかる時間が半分以上短縮されるようになった。台湾地区の輸出企業の多くにとって、国境を越えた人民元建て決済が始まったことは大きな福音だという。

 快銭の関国光最高経営責任者(CEO)によると、貿易情報がすべて電子証明書化されたことにより、貿易取引がスピードアップしただけでなく、監督管理部門も業務がよりやりやすくなり、一石二鳥だといえる。

 連総経理は次のように話す。すぐに消費する商品だけでなく、今後は工業製品もネットで貿易取引できるようになることを期待する。そうなれば、未来の大陸と台湾地区との貿易にはなお大きな発展の可能性があることになる。

 人民銀支付結算司(決済部門)の周金黄副司長は18日、「中国人民銀行は上海自由貿易区が、実体経済の需要に合致したより多くの決済商品をうち出すことを支援する」と述べた。

 ▽空間を節約 銀行はどうやって危険をチャンスにする?

 人民銀は第三者決済機関による国境を越えた人民元建て決済業務のテスト事業を認可したが、この業務の展開を背後で支援するのはやはり銀行だ。この業務を支援することは、銀行にどのようなチャンスや課題をもたらすだろうか。

 中国銀行上海支店の潘岳漢行長(支店長)は、「商業銀行にとって、第三者決済機関による国境を越えた人民元建て決済業務を支援することは、自らの業務革新に可能性を与えることになる。たとえば、国境を越えた資金の投資需要や両替需要が増加することになる。資産運用商品、債権商品、リスクヘッジ商品など、いずれも大きな革新の可能性をもつようになる」と話す。

 また潘行長はネットバンキングが従来の銀行に与えた打撃について、ネットワーク化は単なる手段に過ぎないという。銀行にとって今最も重要なことは、銀行本位に回帰することで、顧客と実体経済によりよいサービスを提供することだと指摘する。(編集KS)

 「人民網日本語版」2014年2月20日

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