親孝行は美徳であるだけでなく、恋愛にも良い影響を及ぼす――。カナダ・アルバータ大学の研究によると、親子関係が良好である人ほど、質の高い親密な恋愛ができるという。米「メディカル・デイリー」の記事を引用し、生命時報が伝えた。
同研究は、20歳から32歳までのボランティア約2千人を対象に行われた。親子関係や恋愛状況などについて一連のアンケートを行い、両親との関係が恋愛に及ぼす影響を分析した結果、両親に関心を寄せ、頻繁に両親と連絡をとり、親子関係が良好な人ほど、パートナーと親密でロマンチックな関係を築けていることが分かった。
研究者は、「親密な家族関係とロマンチックな婚姻関係を分けて考えることはできない。良好な親子関係は将来の結婚生活にも影響する。親と親密な関係を築くために、一人ひとりが努力するべきだ」と指摘している。(編集SN)
「人民網日本語版」2013年2月19日