2014年2月27日  
 

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京東商城がバーチャルカード事業を発表、銀行に挑戦 (2)

 2014年02月27日16:49
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 ◆短期間内に大きな影響は生じない

 京東白条には、料金後払い、最長30日の金利ゼロ、分割払い、未払いに課される違約金といった特徴がある。これはクレジットカードの基本的な特徴を網羅しており、一枚のバーチャルカードと呼べる。それでは京東白条はクレジットカードよりも利便性が高く、銀行の事業に圧力を与えることはあるだろうか?

 アナリストは、「クレジットカードは金利ゼロや分割払いの期間の選択面で優勢を占める。京東白条の公開テストは50万枚を上限としており、申請しにくい。また京東商城でしか利用できないため、銀行の一般的なクレジットカードに圧力をもたらすことは難しい。しかしこれはオンライン金融のバーチャルカードの新しい試みであり、高い将来性を持つ」と指摘した。

 バーチャルカードという呼称について、京東集団金融発展部シニア・ディレクターの劉長宏氏は、「京東白条は当サイト内でしか使用できない。後払いをサポートする商品だが、厳格な意味ではバーチャルカードとは完全に一致せず、他の通販サイトや実店舗でも使用できない」と述べた。

 強い勢いを見せるIT企業に対して、商業銀行も調整を加速している。招商銀行の「クレジットカード消去戦略」は、既存のクレジットカードをバーチャル化し、その機能をモバイル端末に移す計画だ。将来的により多くのIT企業と銀行が加わり、2014年のオンライン金融はさらなる繁栄を見せるだろう。(編集YF)

 「人民網日本語版」2014年2月27日

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