2014年1月22日  
 

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FTA交渉 上海自由貿易区の成果を全国に広めるか

 2014年01月22日11:08
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 2013年には中国(上海)自由貿易区(試験区の段階、略称はFTZ)でネガティブリストの実施、金融イノベーションの推進、サービス業の開放拡大などが行われ、同区は改革の急先鋒になったといえる。だが各方面で上海の経験をどのようにコピーするかが議論され、各地が次の改革モデル都市の座を争っている時に、交渉のテーブルのもう一方では、中国と世界各国との自由貿易協定(FTA)交渉が行われ、交渉プロセスが加速する勢いだ。「中国経済週刊」が伝えた。

 今月14日と15日に、第11回中米投資協定交渉が上海市で行われた。専門家の予測によると、今回の文書についての交渉では、ネガティブリストの内容についての話し合いが合意に達した可能性があるという。

 このネガティブリストとは、政府が投資の参入プロセスについて、企業の投資を認めない分野を列記・明記したリストのことだ。リスト入りしていない分野の投資を手がける企業は投資を行うことができる。現在行われているポジティブリスト(投資可能な分野を列記・明記したリスト。リスト入りしていない分野は投資不可)に比べ、開放レベルが上がることは確実だ。

 周知のように、ネガティブリストは上海自由貿易区のテスト事業の中核の一つだ。中米投資協定が調印されれば、米国からの投資に対してネガティブリストに基づく管理が全国規模で行われることになる。

 ネガティブリストだけではない。専門家は次のように指摘する。上海自由貿易区には多くの中核的な改革テスト事業があり、これらは全国各省でばらばらに普及推進されるのを待っているわけにはいかず、遠くない将来にTFA交渉に基づいて全面的に展開されることが予想される。よって今いえることは、対外的な経済体制改革と国内政策とが連携する道を早急に模索することが極めて重要だということだ。

 ▽FTA交渉が促進するのは全国的な開放

 第11回まで行われた中米投資協定の交渉は、上海自由貿易区のテスト事業の政策と内容の上で重なっている部分が多い。

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