レノボ・グループが7日に明らかにした情報によると、昨日メディアで「グーグルが7億5000万ドルで、レノボの5.94%の株式を取得」という情報が取り沙汰されたが、これは春節(旧正月)前にレノボがグーグルからモトローラ・モビリティを買収した一環であり、グーグルが別途でレノボの株式を取得するわけではない。北京日報が伝えた。
グーグルとレノボが1月30日に発表した合意内容によると、レノボはモトローラ・モビリティの29億1000万ドルの買収額のうち、6億6000万ドルは現金で、7億5000万ドルはレノボ普通株式で支払い、残りの15億ドルは3年物約束手形で支払う。グーグルは現在すでに、7億5000万ドルのレノボ普通株式の評価額資本組入れを完了している。
レノボの楊元慶CEOは、モトローラ・モビリティの買収に関する記者会見の席上で、「米国の関連部門の審査が必要なため、買収の全面的な完了には数カ月が必要とされる」と語った。
買収完了後、レノボはモトローラ・モビリティの3500人の社員、2000件の特許権・ブランド・商標、世界50数社の通信事業者との提携関係を手にし、レノボ高級執行副総裁の劉軍氏に管理が委ねられることになる。グーグルはモトローラ・モビリティの、大半の特許ポートフォリオを所有し続けることになる(既存の特許出願と発明の開示を含む)。レノボとグーグルの長期提携関係の一環として、レノボは関連する特許ポートフォリオ、その他の知的財産権の授権許可証を取得することになる。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年2月8日