北京市政交通一カ通公司が明らかにしたところによると、北京市の交通機関などで使用できるICカード「一カ通」のオンラインチャージの実現に続き、市民は携帯電話によるチャージが可能になった。専用アプリを使えば、市民は同カードのチャージと残高照会が可能になる。同サービスの利用に必要な機能が搭載されている携帯電話は数十機種に上る。人民日報が伝えた。
1台の携帯電話で、複数枚の同カードにチャージできる。同アプリでは現在、10元単位でしかチャージできない。セキュリティ面の配慮から、毎回のチャージ額は10−50元と制限されている。
携帯電話によるチャージは、将来的に1元単位で可能となる。市民はチャージの際に銀行カードもしくは支付宝(アリババの決済サービス)を選択できるようになる。
携帯電話でチャージを行うには、交通カードや銀行カードの直接読み取りが可能な、NFC(近距離無線通信技術)機能が必要となる。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年3月26日