中国南車株洲電力機車研究所がこのほど発表した情報によると、同社は初の船舶電気推進システムを開発し、海洋総合調査船「向陽紅10号」への取り付けに成功した。同システムの開発・取り付けの成功は、同社が全力で船舶業界に進出し、船舶重要設備自主ブランドの技術革新に取り組むための、堅固な基礎を築いた。科技日報が伝えた。
同社の関係者は、「船舶の電気推進システムの鍵はインバータ制御だが、当社は同技術を得意としている。当社は同技術により、レールの上からレールの外、陸地から海洋に移り、船舶駆動分野に進出することを可能とした」と説明した。同社の子会社である中国南車時代新材有限公司も、騒音減少技術を立脚点とし船舶関連事業を展開し、海洋輸送船の振動・騒音の調査と試験を実施する予定で、技術面での進展が期待されている。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年5月7日